インコネル625

625合金は低温から980℃まで耐食性、耐酸化性に優れています。程度引張性能、疲労性能に優れ、塩水噴霧雰囲気に対する耐応力腐食性も良好です。 そのため、航空エンジン部品、航空宇宙構造部品、化学機器の製造や、海水に接する場合や高い機械的応力がかかる場合に広く使用できます。

インコネル625の国内外対応ブランド

インコネル625

中国

アメリカ合衆国

ドイツ

英国の

フランス

GB

UNS

VDIUVを縫う

BS

AFNOR

NS3306

N06625

W.Nr.2.4856

NA21

NC 22 DNb

NiCr22Mo9Nb

インコネル625供給仕様

丸鋼、バー、ストリップ、パイプ、シート、ボール、フランジ、鍛造品を提供

インコネル 625 の化学組成

合金

C

マン

シ

P

S

クロム

ニ

モ

ティ

アル

フェ

他の

インコネル625

0.10 以下

0.50 以下

0.50 以下

0.015 以下

0.015 以下

20

54

8

0.40 以下

0.40 以下

5以下。0

Nb 3.15-4.15

-23.0

-60.0

-10.0

インコネル625の物性

密度

8.4g/cm³

融点

1290-1350程度

室温でのインコネル 625 の最小機械的特性:

合金と状態

抗張力

降伏強さ

伸び A5%   

ブリネル硬さ

625

Rm N/mm2

RP0.2N/mm2

HB

760

345

30

220以下

インコネル 625 には次の特徴があります。

1. 酸化還元環境における各種腐食媒体に対する優れた耐食性

2. 耐孔食性、耐すきま腐食性に優れ、塩化物による応力腐食割れもありません。

3. 硝酸、リン酸、硫酸、塩酸、硫酸と塩酸の混酸などの無機酸に対する優れた耐食性

4. 各種無機酸混合溶液に対する優れた耐食性

5. 気温40度程度、さまざまな濃度の塩酸溶液で非常に優れた耐食性を示すことができます

6. 優れた加工性と溶接性、溶接後の割れがない

7. 196 ~ 450 の壁の温度と程度圧力容器製造認証

8. 米国腐食技術者協会 (mr-01-75) の NACE 基準により、酸性ガス環境で使用するための最高等級 VII を満たすことが認定されています。

インコネル 625 の金属組織

625は面心立方格子構造です。650 度の熱保存が十分に長くなると、炭素粒子と不安定な第 4 相が安定した Ni3 斜方格子相に変換されます。ニッケル-クロムマトリックス中のモリブデンとニオブの組成は、機械的特性を改善しますが、可塑性は低下します。

インコネル625の耐食性

625 合金は、多くの媒体で優れた耐食性を示します。 孔食、隙間腐食、粒界腐食、および塩化物媒体での侵食に抵抗する優れた性能を備えています。 硝酸、リン酸、硫酸、塩酸などの無機酸に対して良好な耐食性があります。また、酸化還元環境では耐アルカリ性と耐有機酸腐食性もあります。 塩化物イオンに対する耐性により、応力腐食割れが減少しました。 海水や工業ガス環境下でも腐食がほとんどなく、海水や塩水、高温下でも高い耐性を発揮します。 溶接中は感度がありません。 静的または循環環境での炭酸化と酸化に耐性があり、塩素含有ガスの腐食に耐性があります。

インコネル 625 のプロセス性能と要件

熱間加工

1. 1150 の熱間加工温度範囲程度~ 900 程度、冷却水クエンチまたは他の速い方法。

2.最高の性能と耐食性を得るために、熱間加工後にアニーリングを行う必要があります。

3.加熱する場合、材料を最高の作業温度の炉に直接送ることができます。 十分な保温時間（厚さ100mmごとに60分）が経過したら、指定温度範囲の高温部ですぐに煮沸処理できます。 材料の温度が熱間加工の温度を下回った場合は、再加熱する必要があります。

インコネル625の適用範囲

軟化アニーリング後、低炭素合金 625 は化学プロセス産業で広く使用されています。 耐食性に優れ、強度が高いため、構造部品の薄肉化が可能です。 625 合金は、海水に接触し、高い機械的応力に耐えるために使用できます。 典型的な適用分野:

1. 特に酸塩化物触媒の使用における、塩化物を含む有機化学プロセスの構成要素

2. 紙パルプ産業用蒸解槽・漂白槽

3. 吸収塔、再熱器、排煙入口バッフル、送風機（水分）、ミキサー、導流板、排煙排煙排煙脱硫装置など

4. 酸性ガス環境の製造に使用される機器およびコンポーネント

5. 酢酸および無水物発生剤

6.硫酸コンデンサー